私のポートフォリオで最主力銘柄の3496アズーム
先日投稿した記事で、次の2Q決算までの目標株価は16,800円(瞬間最大風速)と紹介しましたが、今回は自分なりの根拠を紹介します。
同社の売上高のおよそ85%はオーナーから駐車場を借り上げ利用者に提供するサブリース事業。利用料を月極で徴収するため、契約が続く限り安定して収益を得られるストック型ビジネス。駐車場という事業特性上、スマホアプリの定期課金や商品の定期購入などのサブスクリプションサービスと比べても解約率が低いことが予想され、収益は安定的です。現に上場以降、受託台数、稼働台数、売上高いずれも右肩上がり。
以上の収益構造を前提に株価予想を行います。
2020年11月9日(月)に発表された20/4Q決算では、決算期間の3ヵ月間で計上された営業利益は117百万円、純利益は82百万円、EPSに換算すると56円。今後1年間成長性ゼロと仮定すると年間EPSは224円(56円×4)になります。
20/2Qと3Qも、同様の方法で計算してPER何倍まで買われていたか確認します。
- 20/2Q:64円(16×4)
- 20/3Q:92円(23×4)
そして、2Q決算→3Q決算、そして3Q決算→4Q決算、いずれの期間もPER75倍前後まで株価が上昇しました。
- 20/2Q→3Q:5,600円 PER74.6倍(2020/7/7)
- 20/3Q→4Q:7,130円 PER77.5倍(2020/9/29)
このロジックを当てはめると次の決算までにPER75倍で16,800円(224円×75倍)、控えめに計算してPER55倍で12,320円まで上昇して不思議でないと考えています。この他、需給や情勢等様々な影響を受けますが上場来高値の11,000円を超えれば青天井で需給は良好、上値が軽くなることを期待しています。
少なくとも現在の株価では100株も売る理由はないと考えています。